「テープ起こし」とはどんな仕事?

「テープ起こし」とはどんな仕事?

「テープ起こし」は「文字起こし」とも呼ばれ、会議や講演、インタビュー、対談などが録音されたテープや動画の音声を聴き取って、文字に変換する仕事です。

 

 

インタビューや対談だと、雑誌などのメディアで掲載したり、会議や講演だと、資料や議事録などで使われたりします。
このように、重要な資料として使われることがあるので、単語や接続詞を1つ1つ聞き逃さずに、スピーディーで正確に入力して、読みやすく整理しながらまとめるスキルが必要になります。

 

 

テープ起こしの内容は多岐にわたり、専門的な用語が多いものや、討論形式で複数の人が話しているものなど、聴き取りにくかったり文字にするのが難しかったりする内容もあります。
音声データの長さも、数分で終わるものから数時間もかかるものがあるので、「気軽にできる副業」とは言えないでしょう。
しかし、初心者でも新しいことにチャレンジしたい人におすすめで、サラリーマンや主婦に人気の副業となっています。

 

 

休みの日やちょっとした空いた時間に、気軽に取り組むことができ、特に、忙しいサラリーマンにはおすすめの副業と言えます。
また、面接や打ち合わせをする必要もないので、本業の会社にバレることなく仕事ができるのも、サラリーマンにとってはメリットでしょう。

 

 

ただ、クライアントによって、仕事の難易度や求められる水準に違いがありますし、共通して言えることは、音声を文字にするという正確性が必要になります。
テープ起こしに限ったことではないですが、クライアントに関わる仕事は、常識を守り責任感をもって、取り組むことが大切です。

 

 

テープ起こしを副業として向いている人は、1つの作業に集中して専念できる人です。
仕事をする上でのスキルは、続けているうちに身に付きますが、1人で黙々と作業を進めるのが苦手な人や、飽きやすかったり気が散りやすかったりする人は、向いていないでしょう。

 

 

テープ起こしは、音声テープの長さや聴き取りやすさなどによって、仕事にかかる時間や労力に差が出ます。
例えば、音質が悪かったり雑音が入ったり、話している人の声が小さかったりしては、なかなか作業が進みませんし、専門用語が多い難しい内容だと、言葉を調べたり確かめたりしないといけなくなり、かなり時間がかかってしまうこともあります。

 

 

それでも、時給で換算して850円くらいは稼げることが多く、クライアントや仕事の内容、納品方法が上手くいけば、毎日2時間だけ取り組んでも、月15万円稼ぐことも可能のようです。
さらに、さまざまなジャンルの内容に携わることで、知識が付きスキルアップを目指すこともでき、仕事を提供してくれるクライアントに恵まれれば、副業でかなり稼げるようになるだけでなく、独立して成功の夢も叶うかもしれません。